先日のカサンドラウィルソン(グレゴアマレ参加)のライブ感想!!

さて先日のカサンドラウィルソンのバンドメンバーとして来日したグレゴアマレ。相変わらず最高にクールなプレイをしてました!最終日に1stと2ndと両方観ました~。
しかし今回グレゴア自体のプレイうんぬんよりも、バンド全体の音世界とハーモニカの関係に非常に好感というか、共感するものがありました!

2年前の前回来日時はギター×2、ベース、ドラム、パーカッション、そしてハーモニカでした。割とオーソドックスな編成でしょうか。ハーモニカ以外は(笑)キーボードがいないのは、ブルーズな音世界を表現したいからかな?それゆえにハーモニカも入れたくなるのかな?

そして今回はアコースティックギター、ベース、パーカッション、バイオリン(たまにマンドリン)、そしてハーモニカ。いいねぇ~、アブノーマルで(笑)その編成を見た時、「これはハーモニカにとってはある意味、理想的な編成かもしれないな~」と思いました。

ハーモニカにとって、どんな編成が理想なのかな、とは常に考えているわけですが、「生音で音量バランスの取れる関係がベスト」というのはやはり基本としてはあるでしょう。そこでこの編成を改めて見ると、おぉ~、生音でもバランスが取れそうじゃん!そして1stが終わって休憩時間に聞いた話で、なんと今回グレゴアがMD(ミュージカルディレクター、いわゆるバンマス)になったと!それ自体、とても素晴らしいことだね!スゴイスゴイ!んで思ったのは、「このメンバー、編成はグレゴアの人選か?もしそうだとすると、う~ん、やるなぁ~グレゴア、と思ったね~(笑)生音でバランスが取れる音世界であれば、ハーモニカも無理なく実に活き活き聴こえる♪♪大音量の中でハーモニカだとやはり辛そうに聴こえる場合は多々あるのです...(10ホールでアンプリファイドさせてるときはOKだけどね)

この変な(?)編成は音楽的な深みもあり、実にクールなライブでした!もちろんそれぞれのプレイのレベルが高いことは言うまでもありませんがとても気に入った世界観でした♪

グレゴアのハーモニカプレイは?というと、しょっちゅう楽器を変えながら、いろいろ試してるようにも見えた。何かしら自分のプレイに新しい要素を入れてゆこう、という姿勢を感じましたね。彼のプレイは数年前に結構変化したのを感じましたから、そろそろ次の段階に入ってゆくのでは?という予想♪♪

何故そう思ったか?、僕自身も現在そう思ってるからです(笑)僕は自分の今までの演奏に飽きちゃったんだよね~(^^)

というわけでとても良いライブであり、刺激をもらった時間でした!パーカッションのミノとはCDを交換したよー(ミノのCD良かった!)そしてバイオリンのチャールズにもCDを渡したんだけど、ちゃんと聴いてくれて感想ととても温かいメールをくれたよ!嬉しいな...(チャールズはハーモニカも吹くらしく、ManjiとSUB30を買っていた(笑))、 ギターのブランドンは前回にも会ったことを覚えててくれたし(超感激...)、そしてグレゴアとの久々の再会。。。またの再会が楽しみです!

しかし、グレゴアの出るライブにハーモニカ関係者って会場で会わないね~ ハーモニカやってる人はこういう音楽あまり聴かないのかな... もったいないゾー

    先日のカサンドラウィルソン(グレゴアマレ参加)のライブ感想!!” に対して4件のコメントがあります。

    1. Katsuya より:

      編成に注目するとは、さすが光栄さん。なるほど。

      私の感じでは、ハーモニカをやってる人の90%は、グレゴアの演奏は嫌いだと思いますよ。残念な話ですが…。たぶん、興味は、ハーモニキャッツのあたりで、止まってます。

    2. koei より:

      確かにそのくらいオールドスクールな愛好家ならちょっとフィールドが違うと思いますが、ジャズハーモニカが好きな人とか、10ホールでブルースやってる人なんかがもっと来てもいいかな〜と思うんですけどね…。カサンドラの音楽性はトグロを巻くようなブルーズ臭プンプンですもん(笑)

    3. しい より:

      90%がグレゴア嫌いって面白いですね。
      グレゴアの演奏にはクロマチックハーモニカの可能性を広げるヒントがいっぱいありそうな気がするんですけどね。
      それにしてもカサンドラのブルース感って何なんでしょうか?
      ブルースじゃない曲でもブルース臭プンプンですね。
      ライブには行けなかったけど、最近はカサンドラばっかり聞いてます。

    4. koei より:

      確かに。グレゴア出現以前とグレゴア以降では、確実にハーモニカ界(海外だけどね)に変化があったと思うね。聴くほどに「なるほど...」と思うものはある。特にスズキのハーモニカを使いだして以降にプレイが大きく変化したと思う。楽器からのインスピレーションは大きいからね。

      カサンドラのブルーズ感、というか「ブルーズ感」というのはイコール「ブラックの血」の底辺の部分に感じてならない。カサンドラはその辺が濃厚だよね~。キューバンな感じの曲もやっていたけど、これにも強烈なブルーズというかブラック臭プンプン♪♪ それは音楽的に最上級の一つの状態だと思うね~。

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