子供にはハーモニカが良く似合う♪♪
「おのふみこ音楽創作教室」という教室の子供達にハーモニカを教えに行ってきました。
子供にハーモニカを教えたことってほとんどない。子供はそんな得意な方でもないし、接し方もよくわからなかったりするんですが、以前からこの教室のあり方にとても興味を持っていたので、仕事依頼を受けた時に二つ返事で「是非！」と。当初はハーモニカの演奏とお話しを、という企画だったのですが、それだけでは面白くないので、ホーナーのハッピーハープ（ブルースハープ）を買って行き、みんなで吹きましょうということにしました。
この教室はピアノを教えるような普通の教室ではなく、「子供に曲を作らせる」という創造性溢れる教室なんです。う〜ん、興味深い。この「ふみこさん」はピアニストの深町純さんの奥様です。ついこの間、このお二人の結婚ライブパーティーがあり、その中で生徒の子供達がみんなで歌うコーナーがあったのですが、なんだかグッときたんです。ちなみにそのパーティーでは河口恭吾さんや宮沢和史さん（ブーム）も歌ったんですよ〜。豪華♪
電車が長い時間止まってしまい遅刻してしまったので、教室に着くなりすぐにレッスン開始。本当はちょっとした打ち合わせなどしたかったけど、もうしゃあない。でも、まぁどうにかなるだろうと一瞬で開き直る（笑）。僕は普段からセミナーなどやる時はだいたいの内容はあらかじめ考えますが、進め方などはある意味即興が大半です。そこにいる人達の表情を見ながら、今すべきことを瞬間に判断して内容をその場で組み立てて、なるべく楽しい時間になるよう心がけます。ある意味これもエンターテイメントみたいなもんです（笑）。だから今回もその路線で。
現在は学校の授業でハーモニカはやっていないようですね。だからハーモニカという楽器は知っていても吹いたことない子がほとんど。そして知らない人が来たわけなんで、最初はどうしてもカタイ雰囲気になりそうな気配を一瞬感じたので、ではちょっと、てな感じでプッカラプッカラと演奏しました。そしたら子供達の表情がみるみる変わっていくんですよね〜。その後みんなにハーモニカを配り、みんなで吹きましょう、となった時に子供達みんなが僕の近くにド〜ッと来るのです。なんというか、そんな光景、僕の普段の生活の中では非日常っすよ（笑）嬉しかった。そこからはもうみんなで仲良し♪音楽ってすげぇ〜、とか思ちゃった（笑）そして簡単に吹き方、音の配列の説明をして、簡単な曲の譜面を持っていったので、早速みんなで吹いてみたのね。いや〜、それがね、みんなホントにすぐに吹いちゃうんだよ！！パッと吹いて、音が出て、「あー、楽しい！」「ハーモニカってこんなに楽しいんだ！」ってみんなニコニコ。当然僕嬉し☆
調子に乗ってブルースのバンプも教えて子供達とブルースセッション（笑）最高でした！想像して下さい。小学生の女の子がブッカブッカとシャッフルビートを刻んでる風景を（笑）「では大人のテクニックを教えましょう」とハンドビブラートを説明して、リズムに合わせてもうテキトーに吹いたり吸ったりして手をパタパタしよー、って僕がギターを弾きながらみんなにやらせてみたら、これがまたゴキゲン！想像して下さい。小学生の男の子がホワワワワ〜ってシャッフルビートに合わせてハンドビブラートさせている風景を（笑）中高生の子はさすがに鋭くて、僕がベンドをすると「その音イイ！それなんですかー！」と興味シンシン。
ここの子達は音楽的感性が本当に素晴らしい。かなり色々な部分でビックリさせられました。そしてやはり子供は発想が自由ですね。小学生の女の子がちょっと音を出し始めたら、ドゥルルルーってスティービーワンダーみたいに巻き舌で吹いてるんだもの（笑）。それを聴いた他の男の子が、じゃあこれは、って違うタイプの巻き舌で正直僕もよくわからないことやってました（笑）おい、ちょっと後でそれ教えてくれと、僕（笑）
来月も教えに行くことになりました。子供達もそれをすごく喜んでくれました。子供達がハーモニカを吹いている風景というのを本当に久々に見た気がします（しかもそれがブルースハープというのがいい感じやね♪）。おいらは思った。やっぱり子供にはハーモニカが良く似合う！！！！なんで今の学校はハーモニカをやらないんだろう？？？衛生面がどうの、ということがあるらしいけど、長い事ハーモニカ吹いてるけど、それで病気になんてなったことないゾ！縦笛や鍵盤ハーモニカを演奏するのも、もちろん良いことです。でも、それらよりもハーモニカを吹いている姿の方が圧倒的に可愛いゾ！
こうした日々の感激は僕の音楽にストレートに影響します。是非27日の中目黒・楽屋ライブへみなさん是非（笑）
あはは。めっさ楽しそうで可愛いですねー。
私も小学校低学年は学校でシングル（吹きのみ）のハーモニカでした。
＃何故か次の年からピアニカ。森のくまさんが難なく演れるのがうらやましかった。
子供ですから今とは違って手入れも悪く、吹き始めは異様な臭いを発していましたが、吹き始めてくると楽しくてわすれちゃうんですよね。
昔ベースを入れていられたんだぞぉという親父にねだって半音の出る２段のシングルを買ってもらったときは、それこそ今からでは想像もつかない可愛子供だったんでしょう。。。うぅ。
買ってもらって始めて吹いたのはもちろん森のくまさん。かな？
私も何人かに教えた事あるんですけど、バンプから入るのって良いような気がします。
単音が奇麗にでるように。ベンドができないと。。。大人になると色々な縛りを自分でつけ始めてしまい「楽しい」という感じにならなくて止めちゃうんですよね。バンプはそーいうてんで敷居が低く、自分なりに楽しめてしまうところが良いのかと思います（奥は深いですけど）。
未だに阿呆のように口にくわえて「ぼぉうえー、だっだっ、がっひー」と１時間くらいやっていると、おぉこんな音がでるんだ。。という発見もそろそろネタ切れですが、あると楽しいです。
最近帰りが遅くてFabulousを鳴らせそうな時間ではないので、音の小さめなハープは無いかと探したところ製造中止になったSuzukiのFolkMasterが良い感じです（探せばまだお店にありますね）。
Aハープくらい低いやつで軽いバンプならアパートでも１時すぎくらいまでやっていられます。まぁ早く寝れば昼休みに川原に行けるという話もありますが。。
大人も子供もみんな楽しくバンプ！バンプ！バンプ！
あーっ、違うタイプの巻き舌、伝授してもらったらこっそり教えてください。
それでは
すみません。
連続で申し訳ないのですが大切な事わすれていました。
789加えてブローのみで
パンパカパーン
ねっ？
これを子供のまえでやると非常に喰い付きが良いです。
＃実は社会人でも喰い付きがよかったりするので困りものです。
できればCくらいの高めのキーでアーティキュレーションを色々ためして、素朴な感じでいくのがグーです（456だとこの感じがでないんです）。
つくづく面白い楽器です。
こういうネタに食い付いてきてくれて有難うございます（笑）
僕は重箱の隅を突きまくるようなことを考えてプレイしたりもしますが、その片方では「ハーモニカなんて好きに吹いて吸えばいいんだ！それが音楽だ！」とも常に思っています。子供達の自由な発想は非常に刺激的でした。
昔々、中学生くらいの頃にブルースハープを吹いていたら、親父が「おぅ、ハーモニカか、懐かしいな、貸してみろ」と言ってタングブロックでバフバフ（複音で言うベースですか）を入れて吹いて（曲は忘れた）、なんだそれ！と言ってやり方を聞いてマネした覚えがあります。全く音楽と無縁の家庭でしたが、唯一の家での音楽体験です。これもハーモニカの良いとこですよね。
この教室での子供達の食い付きがすごかったので、今後も何かと関わってゆきそうな展開になりそうです。非常に楽しみです♪789のパンパカパーン、次のレッスンで試しますね（笑）。楽器は「面白い音」から始めるのが正解なやり方ですよね〜。
ハーモニカは敷居も低くて、奥も深い。つくづく面白い楽器です（笑）。
ホント、手軽さというのはハモニカの大きな魅力ですよね～。
そう頻繁ではないのですが、私もハーモニカに興味のありそうな人にはまずバンプをやって貰ったりしますね。口のフォルムが出来てない人に対しては、単音に固執するよりもバンプで楽しく演奏した方がより興味を持って貰えるのでは？と思っています。
＞ハーモニカを吹いている姿の方が圧倒的に可愛いゾ！
100％同意致します！
＞789加えてブローのみでパンパカパーン
おおおぉ、そいつが子供達にバカ受けのネタですか！なるほどなるほど…バンプ＝低音域のイメージが強かったのですが、全く灯台下暗しでした。
私の小さい頃もYAMAHAのシングルでしたよ。で、ゴダイゴの♪ビューティフル・ネームのBメロが吹けない！って駄々捏ねて二段式のクロマティックを親に買って貰ったのを覚えています。でも学校以外でハーモニカ吹く人は（大人も子供も）誰も居ませんでしたね…