やっぱNEVEすごい…

たまには少々専門的なマニアックな話でも。

 

今日、レコーディングが1本あったのですが、ちょっと独特かつ素晴らしい音で録音出来た♪♪ 最近、レコーディング(機材)マニアっぷりはちょっと影を潜めていたのですが、久々に機材への興味がふつふつと…。

普段、商業スタジオに行くと、何も言わずにNEUMANNを立てる場合がほとんど。しかもU87i(またはai)かな。まぁ大定番ですね。たま〜に67だったりって感じでしょうか。求める音像によっては、最近はハンドマイクにする場合も多いですが。

でも今回立ててあったマイクはAKGのC414シリーズ(たぶん古い物だと思う)でした。AKGはちょっと好みでない印象をもっていた。だから、今回どんな感じになるのかな〜…、もし音色的に気になったらNEUMANNに変えてもらおうかな…、とか少しだけ頭をよぎりつつもヘッドフォンをしてしばし音出し。エンジニアさんがサウンド作りをしながら段々と聴こえてくるサウンドがなんだかやたらと太く、雄大な音♡♡ あれ?AKGってこんな音だったっけ? とちょっとびっくりしつつも録音に集中して、あっという間にOKで終了。

 

マイク以外どんな機材だったのかチェックしてみると、エンジニアさんの後ろにはドカーンとOLDNEVEが積まれていた。なるほど。。。TUBETECHのコンプも通していたようだけど、ほとんどメーターにひっかかる感じでもないセッティングにしていた模様。やはり今回のサウンドの一番の肝はNEVEだね。いわゆる「プンプン匂うOLDNEVEサウンド」ってやつだ。考えてみれば最近ここまでおもいっきりNEVEサウンドでレコーディングしたのは無かった気がする。NEVE的な音のするHAは今どこでも良く使ってるけど、しっかりメンテされたオリジナルは別格なんだなと改めて思った。う〜〜ん、欲しい。。。(笑)

 

FABULOUS(F-64C)の音が、テナーサックスかトロンボーンくらいに太い音、デカイ音像なのだ☆☆ しかもNEUMANNとは違う音色が根本にあるから、自分的にちょっと独特に感じたのでしょう。AKG(たぶんOLDだけど)の色気も魅力あるな…。

もちろん、狙う音世界によってチョイスは変わるのですが、やっぱ本物のOLDNEVEの音はすごいことを再確認してしまった。

 

 

 

    やっぱNEVEすごい…” に対して3件のコメントがあります。

    1. bunji より:

      機材もあるんでしょうね、音色って。でも先日の大久保での出だしは、「あれ? 今日サックス入ってたっけ?」と一瞬間違えるような音でした。あの時はシリウスだったと思いますが、ハーモニカの鳴らし方、そして機材での音作りがモノを言うんでしょうね。次のアルバムが楽しみです! そして発表会も(笑) いつも楽しませていただいていますが、今年は暑いし無理せず(バックバンドが 笑)やれる人数だとお聞きしているので楽しみです。今回は例のギタリストの友人も行くかも知れないので、なんならハーフタイムショウでもやりましょうか?(爆) まあ冗談はさておき、いつも光栄さんのところの発表会は楽しみです。バラエティーに富んでいる曲の数々が素晴らしい! 音楽の自由さとプレイヤーの個性を感じますよ。教える人が違うと、こうも発表会の内容が変わるのかと思い、本当に毎回驚かされます。

    2. mellowtone より:

      ハンドメイドのハーモニカにはハンドメイドのアウトボードですね。
      職人万歳!

    3. koei より:

      bunjiさん

      確かに一番大事なのは「演奏」自体ですよね。細い音を太くすることは出来ない。ただ、アウトプットされる時には、やはり機材には少なからず左右されるのも事実ですよね〜。パッと聴いてもわからないかもしれない、そんなほんの僅かな違いに何十万円、何百万円もかけてしまうロマンもあるのです(笑)

      mellowtoneさん

      ホントに思いましたよ〜。FabulousとNEVEの相性はメチャクチャ良いなと!!やはり人の手で丹念に作られた物は別格ですね!

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